小笠原海洋センターでは、ウミガメの保全活動の一環として毎年多くの稚ガメを育ててから放流する『ヘッドスターティング(短期育成放流プログラム)』を行なっており、この度2021年度の募集を開始した。
このヘッドスターティングを支援するウミガメのパピーウォーカーは、ウミガメの成長を見守りながら保全活動に参加できる。
パピーウォーカーには、海へ放流するまでの約半年間、毎月子ガメの成長記録として写真や動画をコメントと共にメールで送付する。
放流前にはカメに個体識別番号が付けられ、希望があればパピーウォーカー自身が放流することも可能。
自身が放流しない場合はスタッフが代理で放流し、後日、放流したカメの写真・個体識別番号・放流時の計測記録を記入した『放流記念カード』が郵送される。
また、放流後に識別番号が一致するカメの目撃情報などがあれば、パピーウォーカーとして登録された連絡先に通知が届くシステムになっている。
料金は一口11,000円。
申込みはエバーラスティングネイチャーのサイトより行える。